News

ysdaki.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 04月 ( 15 )   > この月の画像一覧


2013年 04月 27日

退蔵院ふすま絵プロジェクトレポート 職人編 〜序章〜

退蔵院ふすま絵プロジェクトレポート 職人編「序章」

退蔵院襖絵プロジェクトは襖絵を描くことによって文化財を生み出し、芸術家を育成しようというコンセプトのもと始まったプロジェクトだ。
文化財として襖絵を残すという使命がある以上、襖絵に描かれる絵は現代の僕達のみならず、未来の人間達が見た時にも不変の感動を与えられる作品としての強度を持っていなければ文化財としては残っていかないだろう。
そういう意味でこのプロジェクトの「絵師」に選ばれた・村林由貴さんに課せられた使命とその重責たるや計り知れないものがある。

しかし村林さん一人がどんなに力を発揮し、素晴らしい作品を生み出そうとも先ず「襖」それ自体がモノとして残っていかなければ文化財として残していくことはできない。
だからこのプロジェクトでは「襖」から始まり、「墨」「筆」「紙」など襖絵制作に関わる道具たち全てを一流の職人達に制作を依頼し、本気で400年後も残っていく文化財を作ろうとしている。

2013年4月25日に発売となった「芸術新潮」5月号ではライターの近藤雄生さんと共にこれら職人達の仕事に密着し取材を行った「妙心寺退蔵院の襖絵プロジェクトを支える職人達」と題した記事が掲載されている。
今回、この「退蔵院ふすま絵プロジェクトレポート」ではプロジェクトを裏で支える「墨」「襖」「煤」「筆」の職人さん達にスポットを当ててどんな仕事をしているのかを芸術新潮では掲載しきれなかった写真を中心に簡単に紹介したいと思う。
(あくまで簡単にです。詳細は芸術新潮5月号をご覧下さい。ライター近藤さんの綿密な取材に裏打ちされた文章を読めば職人さん達の奥深い世界に詳しく触れられると思います)

ということで、今日はここまで。
本記事は明日から順次公開していきます。
お楽しみに。

[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-27 21:40 | 退蔵院ふすま絵プロジェクト
2013年 04月 26日

「芸術新潮」5月号

「芸術新潮」5月号
a0236568_17304614.jpg

2013年4月25日発売の「芸術新潮」5月号にて「妙心寺退蔵院の襖絵プロジェクトを支える職人達」と題して8ページ掲載して頂いています。
この特集では「退蔵院襖絵プロジェクト」に関わる職人さん達の仕事を紹介しています。
当たり前ですが、襖絵を描くにあたって墨、紙、筆、襖など様々な道具が必要となってきます。
それら道具は何でもいいというわけではなく、文化財として残していくためには300年後、400年後も残っていけるようなものでなくてはなりません。
ですので、このプロジェクトではそういうものを作ることができる超一流の職人さん達の力を結集し、実際にそれぞれの道具を作ってもらっています。
それぞれの職人さん達の元へ行き話を聞くにつれ、これだけモノのサイクルの早い現代においてそれとは逆行する形で300年後も400年後も残るような仕事をしている人達がいるということと、どの職人さん達も「温故知新」の精神のもと「良いものを作る」というその一点にかけては労力を惜しまず、伝統を守りながらもその技を少しずつ進化させていることに素直に感動し伝統の奥深さと重みを実感するのでした。

今回の取材もいつもながらライターの近藤雄生さんと行いました。
近藤さんの綿密な取材力が活かされた才気溢れる文章と共に、職人さん達の写真もご覧頂けたら嬉しいです。
全国の書店にて現在発売中です。
是非ご覧下さい。


こちらから一部ご覧頂けます▷http://p.tl/a-cA
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-26 11:24 | 雑誌・新聞掲載情報
2013年 04月 19日

上野彦馬賞受賞作品展 at 福岡アジア美術館

上野彦馬賞受賞作品展 at 福岡アジア美術館
a0236568_10303195.jpg


第13回上野彦馬賞受賞作品展が現在、福岡アジア美術館にて開催中です。
お近くにお寄りの際は是非ご覧頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。


上野彦馬賞受賞作品展 at 福岡アジア美術館

期 間  2013年4月18日(木)〜4月23日(火)
     10:00〜20:00

料 金  入場無料

アクセスはこちら
展覧会詳細についてはこちら

[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-19 10:38 | 写真展
2013年 04月 18日

「Squall」

「Squall」Bangladesh
a0236568_12343097.jpg

雨季のバングラデシュ。
激しいスコールに見舞われ、一瞬にしてずぶ濡れになった僕は近くの茶屋に避難し、雨が通り過ぎるまでここでやり過ごすことにした。
「やれやれ」とつぶやきながらグッショリ濡れたTシャツを脱ぎ、甘いチャーを飲みながら通りに目をやると、数台の「リキシャ」が激しい雨に打たれ停車している。
よく見るとリキシャのドライバーが客席に取り付けられた小さな屋根の下、小さくうずくまり眠っていた。
激しく打ち付ける雨の音にも負けず、赤ん坊の様にスヤスヤと眠り続けるドライバー。
静穏の世界の中に身を埋め、雨の通り過ぎるのをじっーと眠りながら待っている彼の姿を見つめながら僕はチャーをすすり、静かにシャッターを切った。
30分程でスコールはどこかへ行ってしまったけど、何だか良い時間だった。

[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-18 17:23 | バングラデシュBangladesh
2013年 04月 17日

「Reflect」

「Reflect」Bangladesh

a0236568_21424593.jpg

バングラデシュは雨季と乾季に分かれている。
雨季は非常に多くの雨が降り多くの土地が水没し、辺り一面が湖のようになる。
そして時には洪水などの被害を毎年引き起こす。
しかしその反面、雨季のおかげで肥沃な土壌が運ばれてきて、世界でも有数の豊かな大地として昔から知られてきたようだ。
そのように毎年やって来る自然の動きに翻弄されながらもバングラデシュ人達は逞しく付き合っている。
僕はそんな雨季のバングラデシュがチラリと垣間見せる美しい人間と自然の姿が好きだ。

Akihito Yoshida web siteへ
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-17 21:44 | バングラデシュBangladesh
2013年 04月 16日

「A Boy」

「A Boy」Bangladesh
a0236568_2294963.jpg

バングラデシュの首都ダッカからバスで2時間程行った所にある小さな町アシュゴンジ。
この町に1週間程滞在した時、いつも行っていた食堂があった。
その食堂で一人の少年と出会った。年齢は16歳くらいだっただろうか。
彼はこの食堂で働くウェイターで、テキパキと動き回り店を切り盛りしていた。
彼は僕が来るといつも嬉しそうに笑い、ベンガル語で一方的に話しかけてきた。
僕も一方的に日本語で話しかけた。
お互い一方通行の会話だったが不思議と盛り上がった。
明るくて快活なこの少年を気に入った僕は彼を写真に撮ろうとカメラを向けた。
すると、それまで笑顔だった彼は急に真顔になった。
その彼の表情、そしてその佇まいは少年のそれというより、既に大人であった。
ファインダーを通して僕は彼の心の中をちょっとだけ垣間見た気がした。


Akihito Yoshida web siteへ
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-16 22:10 | バングラデシュBangladesh
2013年 04月 15日

「Vegetable」

「Vegetable」Bangladesh
a0236568_21582595.jpg

バングラデシュ最大の市場、カウランバザール。
バングラデシュ全国からあらゆるモノがこの市場に集められ、そしてまた全国へ散らばって行きます。
よくその国の雰囲気を掴むにはとりあえず市場に行けと言いますが、カウランバザールも例外ではなくこの市場に来ればバングラデシュの「匂い」を感じることができるでしょう。
もしバングラデシュを旅することがあればカウランバザール行ってみて下さい(かなり汚いですが・・・)

写真は唐辛子、ニンニク、タマネギ売り場。

Akihito Yoshida web siteへ
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-15 21:58 | バングラデシュBangladesh
2013年 04月 11日

「Spritual Life」

「Spritual Life」Tibet
a0236568_21564524.jpg

チベットを旅した時、最も印象に残ったのがチベット人達の質素で素朴な生活ぶりと厚い信仰心でした。

『チベット人一人一人が精神生活を物質生活と同じように重視している
〜中略〜
山の上で単純な貧しい生活を送っていると世界の大多数の都市で暮らす人達よりも穏やかな精神が保たれるのでしょう』

と言ったのはダライラマ14世。
近年は中国の実効支配が一段と強まり、経済至上主義の考え方が若い世代を中心に浸透していっていることもあり、全てのチベット人がダライラマ14世の言うようなものではないです。
しかしそれでも彼らの生活を見つめていると、静穏で満たされた精神世界が彼らの中にまだまだ息づいていることを感じるのでした。
(ただ物質至上主義の中で生まれ育った僕としてはこの生活をやれと言われても絶対にできないし、するつもりもありません。要はそこから教えられたことを生かしながらちょうど良いバランスをとることが大切だということをチベット人達の生活から学んだのでした)

写真は巨大なマニ車を回しながら「コルラ」を行う老婆。
(コルラ▷寺院や僧院など聖なるものの周りを時計回りに回ること)
(マニ車▷一回まわすだけで中に入っているお経を全部読んだことになる)


Akihito Yoshida web siteへ
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-11 22:02 | チベットTibet
2013年 04月 09日

上野彦馬賞受賞作品展 at 長崎県美術館

上野彦馬賞受賞作品展 at 長崎県美術館
a0236568_1841532.jpg

本日4月9日(火)〜14日(日)まで長崎県美術館にて上野彦馬賞受賞作品展が行われます。
これまで東京都写真美術館を始め、全国各地の美術館やギャラリーで受賞作品展が行われてきましたが、長崎での開催です。
実はこの賞の冠名でもある上野彦馬は幕末期に長崎で写真館を開きました。
そして坂本龍馬を始め数多くの志士達の撮影などを手がけ、歴史的にも価値のある写真を残した場所です。
そんな上野彦馬と縁深い場所での受賞作品展になります。
お近くにお寄りの際は是非ご覧頂けたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ちなみに僕の作品は「労働者の肖像〜Bangladesh〜」です。

長崎県美術館HP▷http://www.nagasaki-museum.jp


Akihito Yoshida web siteへ
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-09 18:41 | 写真展
2013年 04月 08日

「Smoking Blue」India / インド

「Smoking Blue」 India / インド
a0236568_10171854.jpg

インドを自転車で旅していてインド人によく聞かれたこと。
国籍、名前、年齢、職業、結婚の有無、子どもの有無、両親や兄弟そして妻や子どもの名前、家族と離れてなぜ一人で旅しているのかその理由及びなぜ自転車なのか。
その様な詳しい取り調べを受けた後、決まって彼らはこう言う。
「チャイ飲むか?タバコ吸うか?」と。
昔も今もお茶とタバコは人と人が親しくなる時有効なアイテムだが(残念ながらタバコはその地位を追いやられているが)インドもそれは同じで、僕はこの手のお誘いを幾度となく受けてはチャイを飲み、刺激が強くて苦いタバコを吸った。
しかし旅の醍醐味はこういう所にあるのかもしれない。

写真はラジャスタン州・サンバルという小さな町の宿屋の主人。うまそうにタバコを吸う姿がグッドだった。


Akihito Yoshida web siteへ
[PR]

by yoshida-akihito | 2013-04-08 12:25 | インドIndia